予防歯科の基本は、歯が生えはじめた時から歯の健康を考えることにあります。歯を失うと生活の質(QOL)が下がります。そうならないためにも、正しい知識を身につけ、生涯を通じて歯をトラブルから守り、管理する予防歯科が重要なのです。ここ日本でも2012年に厚生労働省から「歯科口腔保健の推進に関する基本的事項」が報告されるなど、「予防歯科」を推奨する機運が高まっています。小児期から老年期まで、専門的なブラシ指導、クリーニング、歯周病管理、(周術期口腔管理に至るまで)予防歯科充填処置、からフッ素塗布に至るまで、症状のでるまえに継続的な管理をする事をお勧めします。一生、健康な歯とお口でいるために、「予防歯科」をはじめましょう。